アンナ・シェレストとハルキウのロマン派
先週末、ニューヨークでは、ネーメ・ヤルヴィ指揮、エストニア国立交響楽団とのアンナ・シェレストの最新録音を記念したCDリリースパーティーが2つ開催されました。
リスト: エステ荘の噴水
この曲のレッスンでコズモ先生と改めてお話ししたのは、「脱力」の大切さでした。特に、水の美しく繊細な動きを表現するためにソフトな音を出すときには、身体の力を抜くことがとても重要だと感じます。もちろん、どんな曲を弾くときにも脱力は欠かせませんが、この作品は特に、水の動きを思わせるトレモロなどでより一層その意識が必要だと思います。
コンサートホールの「直接音」と「反射音」
もうすっかり秋、本格的なコンサートシーズンがスタートしました。夏休みから戻ってきた人々が、秋、冬、来春にかけて世界中のコンサートホールで、素晴らしい音楽を楽しむことでしょう。
ショパンの舟歌:インスピレーションの源
次回のニューヨーク公演でプログラムの最後を飾るショパンの「舟歌」。この曲の探求では、作品への理解だけでなく、解釈の幅も広げてくれる素晴らしい発見がたくさんあり、驚かされました。
コンサート後:アンコール曲の選択
コンサートの曲を選ぶことはもちろん重要ですが、素晴らしいコンサートにはアンコール曲も重要な要素です。プログラムの最後の曲となりますから、コンサート全体の雰囲気としてふさわしいかどうか吟味せねばなりません。また、馴染み深い有名な曲も喜ばれます。お客様はさらにリラックスして、人気のある曲を楽しんでくださるでしょう。
リサイタルプログラムの計画、パート3:大好きな曲を演奏する
お気に入りでない衣装を着るように言われたと想像してみてください。そして、それを着て、とても重要なイベントに出席したところを想像してみてください。
リサイタルプログラムの計画 ― パート1
コンサートで何を演奏するか…それはもちろん自信を持って演奏できる曲を選ぶのですが、それだけではありません。私は、たくさんの要素を考えて選曲しています。