ショパンの舟歌:インスピレーションの源
左から: メンデルスゾーン 無言歌集: Op.19-6 ト短調 (ヤン・リシエツキ)、Op.30-6 嬰へ短調 (ダニエル・バレンボイム)、ゴンドラの歌 イ長調 (フランコ・トラブッコ)、Op.62-5 イ短調(バレンボイム)
次回のニューヨーク公演でプログラムの最後を飾るショパンの「舟歌」。この曲の探求では、作品への理解だけでなく、解釈の幅も広げてくれる素晴らしい発見がたくさんあり、驚かされました。
ショパンがヴェネツィアを訪れたことはありません。でも、彼の舟歌は、運河を船で進むゴンドラの船頭たちが歌う歌の影響がみられます。おそらくメンデルスゾーンなどの作曲家から学んだオペラの舟歌から着想を得たものでしょう。
メンデルスゾーンがインスピレーションの源になっていることは、特に4つの無言歌を聴くとよく分かります。
ぜひ一緒に聴いてみてください。
水面に優しく浮かぶゴンドラの美しい情景を想像してみてください。
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