パスタとピアノと遊びの時間(2025年5月2日)
左から:ペダルを踏みたいグラツィエラ。私のドレスのベルトにじゃれつくタミーノ。スパゲッティの「兄貴分」スパゲットーニ。急遽行くことになった、ニーナ・シュテンメとローランド・ペンティネンのコンサート。チケットを受け取ったカーネギーホールの前で。
今日もいつものように朝から昼前まで電子ピアノで練習して、その後昼食。母がコスモ先生おすすめの生パスタ、スパゲットーニを作ってくれました。スパゲッティよりも太い、直径2mm以上のロングパスタです。弾力と食感に優れ、表面が少しザラザラしているのでソースがよく絡んでとても美味しかったです。
このパスタは日本の手打ちうどんのように歯ごたえがありました。母は「…粉からうどんを打ってみようかな…」とつぶやいていたので、日本の味が恋しかったのでしょう。私はパスタが大好きなので、日本でもニューヨークでも、ランチには必ずパスタが良いです。ニューヨークでは東京よりもパスタの種類が豊富なので、これからも新しい形や味のパスタを発見するのを楽しみたいと思います。
スパゲットーニを食べ終えた後、先生のアパートへ向かいました。しかし、今日のグラツィエラとタミーノの様子はいつもと違っていました。グラツィエラはペダルの前に占拠し、タミーノは私のドレスのリボンで遊んでいました。私は彼らを無視することができませんでした。まず、グラツィエラを抱き上げてキッチンへ行き、彼女がランチを食べる様子を見守りました。タミーノにはおもちゃです。彼が遊び疲れて、ようやく私はピアノの練習を再開しました。
数日前、アレキサンダー氏、バスのパートを歌うフィリップ・フィリップス博士、そして彼のコラボレイティブピアニストであるケイシー・ロバーズ博士によるコーチングセッションを見学しました。ピアノ伴奏とオペラ歌手の生演奏を見て、学びたいと思ったのです。アレキサンダー氏は、ロバーズ博士が歌手とどのように向き合うかを私に学ばせてくださり、オーケストラ用に書かれた楽譜をピアノだけで効果的に演奏する方法を教えてくださったんです。大変助かりました。
今日、オペラ歌手がカーネギーホールで何がイベントをしていないか調べてみたところ、ソプラノ歌手のニーナ・シュテンメとピア二ストのローランド・ペンティネンのコンサートがあり、チケットがまだ残っていることを知りました! 自分にとって必要なことだと、こういうスムーズな流れが生まれるものですよね。私は、このコンサートを本当に楽しみにしていました。
コンサートは8時からだったので、一旦アパートに戻ってカーネギーホールにふさわしいドレス、靴、バッグに着替えることにしました。
コンサートについては次のブログで書きます。