ニューヨーク2日目

左から右へ:コズモ先生とのレッスン、ナンシー・ブラウワーが経営するトラットリア・デルアルテの外観写真、ワインルーム。このレストランには、母とコズモ先生、アレキサンダーさんとよく行くのですが、ワインルームは私たち専用で、とても素敵な空間です。メインダイニングルームには、様々なアーティストの作品が展示されています。

CCF(コロンバス・シティズン・ファンデーション)で演奏するリスト作曲「エステ荘の噴水」の綿密なリサーチを重ねていましたが、来週のコンサートを前にコズモ先生と改めて演奏を見直し、仕上げに少し手を加えました。

音色の変化や、より深くより味わい深く表現できる正しいテクニックについても、丁寧に確認しました。指の角度やペダリングのチェックに関する先生のアドバイスは実に効果的で、演奏にニュアンスや解釈の幅が数多く加わりました。

コズモ先生とのレッスンで私が気に入っていることの一つは、提案はあっても「こう弾くべきだ」という押しつけが決してないことです。様々なアイデアや知識を共有してくださるのですが、先生はいつも私に「大切なのはそれを鵜呑みにするのではなく、実際に試してみて、考え、そして『自分なりの表現』へと昇華させることだ」と教えてくださいます。これは私にとって非常に大事なことです。自分のアイデアを自由に練り上げることができ、且つ、それを先生と話し合うことができるからです。決して「自分で試してはいけない」という束縛を感じることはありません。

レッスンの後、先生と母と昨日とは別のイタリアンレストラン「トラットリア・デルアルテ」に行きました。以前にも何度か行ったことがありますが、パスタ料理が絶品なので、とても気に入っています。カーネギーホールの真向かいにあるので、春のソロデビューに向けてニューヨークにいる理由を心地よく思い出させてくれます。

週末の残りは、来週のコンサートのリハーサルと準備に費やす予定です。日が近づくにつれ、ますますワクワクしています。

 

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曲の舞台 ― イタリア・エステ荘