カーネギーホールへ、何度でも!(2025年6月19日)
左から:作曲家のガブリエラ・オルティスへのインタビュー。バーンスタイン作曲「エレミア」。ネゼ=セガン指揮、メトロポリタン歌劇場管弦楽団が演奏する「新世界より」。新しく改装された富裕層向けデパート、バーグドルフ・グッドマンについて。
昨晩さらにカーネギーホールを訪れました。今回もヤニック・ネゼ=セガン指揮、メトロポリタン歌劇場管弦楽団による公演。歌手はエンジェル・ブルー。レナード・バーンスタイン、テレンス・ブランチャード、アントニン・ドヴォルザーク、そして2024~2025年度カーネギーホールの「リチャード&バーバラ・デブス作曲家チェアー賞」受賞のガブリエラ・オルティスの作品の演奏を聴きました。
プログラムは以下の通りです。
ガブリエラ・オルティス:Antrópolis(アントロポリス/メキシコシティの街の様子)
バーンスタイン:交響曲第1番『エレミア』
テレンス・ブランチャード:管弦楽組曲『わが骨に閉じ込められた炎』(ニューヨーク初演)
ドヴォルザーク:交響曲第9番『新世界より』
ステージを見下ろすような席だったので、ネゼ=セガンの指揮の巧みさと繊細さに改めて気づきました。例えば、すべてがシャープで正確であるべき場面では、彼の指揮棒の先の、最も鋭い部分の動きに合わせて各楽器のタイミングが調整されていました。でも、例えばドヴォルザークの第2楽章のノスタルジックな旋律の場面では、彼は左手に指揮棒を逆さまに持ち、右手のそれぞれの指を独自の動きで使って指揮していました。
オーケストラ、共演者、そして観客と常に強い絆で結ばれている彼の姿、そして彼の卓越したリーダーシップと情熱は、私にとって深く尊敬の念を抱かせるものです。
ソプラノ歌手のエンジェル・ブルーにも大変感銘を受けました。彼女の声は温かく、包み込むように、流れるように美しく、非常に高い音を歌っても決して耳障りになりません。
バーンスタインの「エレミア」は初めて聴きましたが、すぐに気に入りました。音楽とテーマは素晴らしく、興味深く、第3楽章の歌唱パートのメロディーは、和声のせいなのか音階のせいなのか、独特だと感じました。
さて話は変わって、実は音楽とは関係のない冒険もしました。マンハッタンの一等地、57丁目と5番街の角にある「バーグドルフ・グッドマン」へ。ここは、とても入りづらい雰囲気の富裕層向けのデパートなんです。思い切ってドアを開けてみると、各フロア、各ブースのデザインがすべて美しく、アート作品の中に商品が並んでいて、まるで美術館のようでした。
このデパートの隅々まで探検した結果、ドルチェ&ガッバーナのパスタ「ロング・ジティ」を見つけました。ハイファッションブランドのパスタ?!と驚きました。しかも、とても長いんです。面白いので、今のところ東京へのお土産として候補に考え中です。
ニューヨーク土産はどんなものが良いと思いますか?
世界中の人々がニューヨークを強く愛しています。友人や家族に喜んでもらえるニューヨークのお土産には、どんなものがあると思いますか?
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