ニューヨーク6日目 コンサート当日!
左から右へ:コンサート前、コズモ先生のスタインウェイで練習。アファメーションしているところ。ヘアメイクの最終チェック。出番を待つ様子、そしてコンサート会場のメインサロンへ降りる前の「公式ポートレート」。
コンサートの準備はどれも同じようなものだと考えるアーティストもいるかもしれません。確かに、常に新しいレパートリーを学び、練習し、コンサートが他都市で行われる場合は荷造りや移動、食事、休息がいつも必要。準備の大部分は同じようなものかもしれません。
しかし、私にとっては、それぞれのイベントがとても特別で、それぞれが全く異なります。コロンバス・シチズン・ファンデーションでの演奏は今回で2回目ですが、レパートリーや共演者が前回とは違っているだけでなく、私自身、前回の演奏から何を学んだかという点でも違います。
例えば、この会場と常設のピアノをより深く理解できたので、プログラムについての考え方も前回とは変わりましたし、会場にいた多くの方々からのフォードバックを受け、より楽しんでいただける楽曲を選ぶことができました。
私のブログを読んでくださっている方は、コンサート当日の私のルーティンに欠かせないものが何かご存知でしょう?
そう、コズモ先生の宇宙船みたいなエスプレッソマシンで淹れた特製エスプレッソです!
コンサート当日、先生はいつものように親切にエスプレッソを淹れてくださいました。猫のタミーノとパミーナも温かく迎えてくれました。仏教では、死者は49日間この世に留まり、その後極楽浄土へ旅立つとされています。タミーノやパミーナと遊んでいると、きっと甚五郎も今ここにいるな、そして、私を応援してくれているなと感じました。
それから、先生の美しいスタインウェイで最終確認をしました。それぞれの曲の楽譜を見ながら、お気に入りのアイデアやポイントを心の中でつぶやき、弾いて確認し、「私は素晴らしい」「私は素晴らしい演奏ができる」と何度も自分に言い聞かせました。
会場に着いて衣装に着替えましたが、まだ時間があったので、エリックさんと母がたくさんの写真を撮ってくれました。今回、コンサートのためにドレスを2着持参しましたが、そのうちの1着は、深みのある柔らかなブルーのベルベットで、少しデコルテが開いた夜用のドレスです。生地の色と柔らかさが、ピアノの豊かな音色を彷彿とさせます。別のドレスは、予備のもの。何か予期せぬことが起こったときのために持参した黒いドレスで、全体に刺繍が施されており、まるで静かな「鎧」のようです。
私はブルーベルベットのドレスを選び、髪をアップにしてラインストーンのピンを留めました。そして、前回のコンサート終了後にお祝いでコズモ先生とアレキサンダーさんからいただいた美しいスワロフスキーのネックレスもつけました。
コンサートは大成功で、お客様は皆私の演奏にとても満足してくださったようでした。コンサートの後のディナーも素晴らしかったのですが、それについては明日お話しします!
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